親がこっそりキャッシングしていたら、その借金返済は?

キャッシングは急な出費や給料前でお金が足りない際には、便利なツールです。
最近はネット上で簡単に申込みや借入ができるようになり、コンビニATMで24時間いつでも引き出せるようになるなど、ますます使いやすくなっています。
でも、キャッシングはあくまで借金であることを忘れないようにしましょう。

もし、自分の親がキャッシングを利用していて、それを子供が知らない場合には注意が必要です。
親が亡くなって、いざ相続となった際に、キャッシングの残額があれば、その借金返済の義務も相続に含まれてきます。
自分が借りたわけではないと言っても通じません。
相続には、現金や不動産などの正の資産とともに、借金返済などの負債も対象となるからです。

正の資産で負の部分を補えればまだ良いのですが、正の資産を上回る負債があると、借金だけが相続として残ることになります。
その場合は、早めに相続放棄の手続きを取らないと、相続を受けた者が返済の義務を負うことになるので注意しましょう。
なお、相続放棄は、相続があることを知った日から3か月以内に家庭裁判所に申し立てをしなければなりません。